対応について 黒染め処理について 製品の発注について
黒染め処理について
- 鋼鉄以外の素材を含んだ品物の黒染め処理は可能ですか?
- 鈑金、合板は可能ですのでご相談ください!
プラスチックやゴムなど、黒染処理できない素材と組み合わせた商品になっているものは無理なんだ。
あと、アルミニウムは金属だけど熱処理中に溶けちゃうので無理なんだ。
- すでにメッキ加工や塗装された既製品なども黒染めできますか?
- 可能だよ!
だけど、メッキや塗装を取る加工代が別途必要になるよ。すでに加工された物によっては、お値段も変わるのでどんな状況か詳しく教えてね。写真があるとうれしいよ。
- 黒染め処理は水素脆性の心配はありますか?
- 黒染め処理(Fe3O4・四酸三化鉄皮膜)は、水素脆性は起こさないし、心配は全くないよ!鏡面仕上げの品物や、研磨品はそのままの状態で輝きを維持するよ。
鍍金と違って強アルカリの黒染め液で、弱酸洗で前処理をしても脆性は起きないんだ。ちなみに前処理はアルカリ系脱錆。カーボン系、炭素系材質の品物でも心配要ないよ。
ただし、強固な錆、黒皮品(アングルなど)は別なんだ。
- 黒染めは絶対に錆びないのですか?
- 残念だけど絶対じゃないんだ。表面の油分が少なくなると湿気に触れやすく、錆びることもあるんだ。
屋内使用が基準だけど、環境や用途に適さないと黒染めの特徴は生かせないんだ。